四季 生き物達の風景

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zoom RSS イエローがいない? 落胆一転 川飛び祭り!

<<   作成日時 : 2017/06/18 19:30  

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皆様こんばんは
先月は梅雨寒がありちょっと寒かったですが今月は丁度いい
気温が続いているようです。今日は天候不適で親の用事に
付き合い、休撮しました。
さて今年もイエローの季節がやって来ました。
昨年はメインのAポイントが伐採されましたが、それなりに
飛んでくれました。そうしたら今年は同じ場所の別エリアが
ごっそりと伐採され、もう飛びそうに無い感じになってしまい
ました。そうは言ってもここまで来たらこのトンボと心中です^^。


5月27日初出動、昼過ぎに到着して上流からC、A、Bとポイント
を探しますが案の定いません。最下流のBに着いた時でした。
車から降りてすぐ、いきなりヤマトンボが飛来し篠竹に止まりま
した。見た瞬間もうコヤマと分かっていました。色が黄色山とは
違います。コヤマの目玉は深く濃い冷たい感じの緑色です。
黄色山は明るく暖かい感じがして体も赤っぽく見えます。
体形もスリムで長い黄色と寸詰まりのコヤマはもう瞬時に識別
できるようになりました。
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     コヤマトンボ オス       2017年5月27日 北関東
いつも期待通り出てくれるこのBポイントですが、この日は笹薮
の上空をパトロールするオスの姿も無く静まり返っていました。
いつもの場所でサラサ君が縄張り飛翔をしています。
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     サラサヤンマ オス       2017年5月27日 北関東
あきらめて引き返すと土手の手前で突然オスが食事をしている
光景が目に飛び込んできました。慌ててカメラを用意しますが
オスの食事は短いのですぐ土手上に上がってしまいました。
そこにもう一匹の姿が!! 黄色姫です! 休耕畑の上で摂食
飛行していました。しばし雌雄で食事、しかしオスはピンボケしか
撮れませんでした。
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   黄色山蜻蛉 未熟メス 2017年5月27日北関東 水平修正で若干トリミング
この後は全く続かず別の被写体に切り替え、ここを後にしました。

翌日28日日曜、昨日見たBポイントで待つも全く出ません。
あきらめて昨日同様別の被写体へ乗り換えました。
帰りに寄ったら上流のCポイントでオスが夕食中、
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ここ数年出が悪かったCで久々の登場かと思いましたが、
帰宅後拡大すると残念ながらコヤマトンボでした。

翌週3日土曜、追加が羽化してきたことを期待して待ちま
したが
全く出ません。待っている間にイボタの周辺でチョウなどを撮り
ました。
ウラゴマダラシジミはもう擦れた個体ばかりでしたが、1匹だけ
新鮮な個体がいました。
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     ウラゴマダラシジミ 下:串刺し構図(笑) 2017年6月3日 北関東
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     ルリシジミ           2017年6月3日 北関東
ヒカゲチョウが私の汗を吸いに来て離れません^^。
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露出に気を使いますがストロボ無しでも結構行けます^^。
サラサヤンマが今まで来た事の無い場所でホバーリング交じりの
探雌飛翔をしていました。
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     サラサヤンマ オス       2017年6月3日 北関東
黄色山が出ないので上流のCポイントまで歩いてみました。
の樹が大発生したクスサンの幼虫に食われて丸坊主にされて
いました。
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開発が進んでいますが、まだここはクスサンが多く生息するだけの環境
が残されています。
結局この日はそれらしきを目撃しただけでした。
翌日の4日、虫の日です。昼過ぎに着いてBへ行くとあの黄色姫
昼食の真っ最中!!  ところがカメラを構えたらランチタイム終了!
なんてこった(涙)! その後は全く出ずチョウなどを撮っていました。
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     ウラナミアカシジミ      2017年6月4日 北関東
その後カメラは三脚に固定したまま土手道をぶらぶらしていました。
ふと頭上を見上げると目の前に黄色姫が浮かんでいます!!!
あわててカメラを三脚から外しましたがプリンセスはもう2度と現れては
くれませんでした(再び涙)。更に追い打ちはよく黄色山蜻蛉が摂食する
ポイントで例のサラサのオスが摂食飛翔していました。
まるで「あいつらが飛ばないんなら俺が代わりに飛んでやる」とばかりに。

翌週10日、黄色山が全く出ないのでどうしようかと考えました。
かくなる上はもうポイントを変えるしかありません。下流は1か所いそう
な場所がありますが、過去全く見たことがありません。最近道路橋が
出来て見込みは無いと思われます。その下はもう生息不適エリアです。
上流は開発が進んでいたり伐採が多いのですが、確実に居るのでもう
一度見直すことにしました。以前よく見たもののコヤマが多い最上流は
伐採後見なくなりました。行ってみましたがコヤマすらいません。

次のポイントはこの川唯一のヤゴを見つけて、ナゴヤサナエもいた場所
でしたが、道路が出来、伐採されてから黄色山を見なくなりました。
行ってみましたが飛んでいません。しかも釣り人道が原野に埋もれ消滅、
川へアプローチできません。
その下流に河畔林が多く残る場所がありました。土手際に駐車して草に
埋もれた農道をたどって行くとかなり広い河畔林伐採され、農地として
耕されている場所が目の前に広がっていました。
川端まで行けるので行くといい感じです。カメクサガメミドリガメことミシ
シッピ
)が数匹逃げて行きます。トップ写真はここの風景です。ヤマトンボ
のオスが川飛びしているのが見えました。これは期待できそうです。 
この日は樹液に来た黒いシデムシコクワガタの大きめのオスを撮影し
ましたが、パソコンに転送したと勘違いし消してしまいました(舌ペロッ^^)。


翌11日の日曜、さっそく昨日見つけた場所へ行ってみました。
周囲の土手沿いを見ましたが、パトロールのオスらしきを1回ちらっと見た
ものの飛んでいません。川飛びの時間までチョウなどを撮りました。
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     モンシロチョウ      2017年6月10日 北関東
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     ベニシジミ      2017年6月10日 北関東
午後2時、川飛びの時間です。川端は低い崖で、降りると這い上がれない
感じでしたが、1か所だけ釣り人が作ったのか降り口があったのでウェー
ダーをはいて川へ入りました。どぶ臭はごく薄く水質はまあまあです。
深さは膝くらいで川底は砂利と硬い土です。淵には深みがあると思われ
ますが、近づかなければ問題ありません。
コフキトンボのようなヤツが飛び回っていました。飛び方で多分あいつだと。
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     ホンサナエ オス      2017年6月11日 北関東
でもいたのはこの1匹だけ。メスもやはり1匹いましたが逃げられました。

向こう岸をヤマトンボが1匹往復しています。しかしコヤマでした。
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     コヤマトンボ オス      2017年6月10日 北関東
そのうち飛び方の違うヤツが現れました。手前岸を真直ぐに飛んで行き、広
い水面全体をカバーするよう旋回や横断をしながら戻って来ます。また水面
すれすれを縦横無尽に滑り、私に真直ぐ向かってきて直前で左右にかわして
行きます。間違いありません、イエローこと黄色山蜻蛉です。
2〜3匹が飛んでいるようです。目の前を何度も通過して鮮やかな黄色の班
紋まではっきり見えました。
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飛び方のもう一つの特徴、コヤマトンボがあまりしない飛び方は突然上に飛
び上がりながら進む高度を上下に変化させる飛び方です。
これが撮影を難しくしている一つの要因です。シャッターを切る寸前に
ファインダーから消えます。たぶん小虫を追いながら飛んでいるからで
しょう。こうしたことからも飛行の名手であることがわかります。


それにしてもこの日は凄い飛びです。川面を往復しっぱなしでひっきり
なしにやって来ます。まさに川飛び祭りでした。
2匹が出会うとドッグファイトが始まります。猛スピードで追尾して片方が
相手を追い立てます。追われる方は急上昇や旋回でかわそうとしますが、
追跡者は付いて行きます。Uターンポイントで折り返し、相手もそのまま付
いてくるので行ったと思ったら2匹でまた戻ってきます。更に思わぬ伏兵も
いました。先程のホンサナエと新たに出て来たアオサナエのオスが1匹、
一人前にイエローにアタックして撮影の邪魔をします。
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   アオサナエ オス ブレ・ピンボケ 2017年6月11日 北関東
何枚か何とか写っていましたがいまいちでした。90枚ほど撮って
半分以上消して、更にピント合焦は数枚です(苦笑)。
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この日のベストはこの1枚でした。もう少し大きく撮りたいのですが・・・^^。
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     黄色山蜻蛉 オス      2017年6月11日 北関東

さて昨日17日、絶好の天気になりました。ポイントに車を横付けして準備
します。河畔林ではオスが巡回する姿がありました。
そしてこの時期の昆虫風物詩、水田から羽化するノシメトンボです。
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     ノシメトンボ メス      2017年6月17日 北関東
土手に生えるクヌギの大木の幹に久しぶりに見た嫌な奴。
今年はタケカレハ毛虫も見ず、ドクガ毛虫も全く見ず、居たのはモンシロ
ドクガ
毛虫が数匹だけでとてもありがたかったのですが、やっと招かれ
ざる大物の御登場です^^。
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毒どくキャタピラーズのメンバー クヌギカレハ幼虫です。
ちょうどAKBグループの総選挙が話題になっていましたが、中央で歌う7人を
神セブンと言うそうですが、こいつはそのベスト7に入る強いの持ち主です。
草の茎でつつくと黒藍色の毛帯を広げました。
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カレハガ科の中でもトップクラスのは激痛・かゆみ・発熱と3拍子揃っている
そうです。しかし死ぬことはありません。やはり1番怖い虫はスズメバチです。
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     クヌギカレハ 幼虫      2017年6月17日 北関東

さて毛虫をかまうのはこれくらいにしてイエローに集中です。
午後1時過ぎに川へ入りました。すると間もなく川の上空でオスが
食事を始めました。1年ぶりの踊る撮影です。
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もうだいぶトンボの動きを追えるようになりましたが、ピントは相変わらず
うまくいきません。 2時半頃もう一回おやつタイムがあり、割と長時間
飛んでくれましたが、やはり没の山でした。
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     黄色山蜻蛉 オス       2017年6月17日 北関東
さあ本番の川飛びですが、午後3時になろうというのに出ません。
今日は邪魔なアオサナエホンサナエもいません。天気もこれ
以上無い好天です。なのに・・・なのに・・・・・!
前にも書きましたが、このトンボに法則は全くありません。
先週こうだったから今日もこうなるという事は皆無です。
3時過ぎにやっと飛んでくれましたが、短時間で終了し4時前には
イエロー達は撤収し、後から飛び始めたコヤマ1匹が残りました。
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 黄色山蜻蛉 オス 下は水平修正で若干トリミング 2017年6月17日 北関東
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   黄色山蜻蛉 オス 上のトリミング拡大 2017年6月17日 北関東

さて人間の開発による都市化で生息域がどんどん狭め
られる黄色山蜻蛉ですが、来年はどうなるのでしょうか?


今回も閲覧ありがとうございました。次回もお楽しみに!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
トンボの環境も、破壊されて問題視されている記事をよく見かけます。
最近はすぐにソーラーパネルに早変わりするので深刻です。
私はトンボの種類をあまり知らず、
コヤマトンボや黄色山蜻蛉は初めて知りました。
チョウも沢山撮られて良かったですね。
これだけの種類のいる環境を守って行きたいですね。

MIYAKOUTA
URL
2017/06/19 05:43
MIYAKOUTAさん こんばんは
いつもありがとうございます。

伐採は人間側から見ると環境がすっきりして
痴漢や犯罪者の出没、不法投棄の防止ができ
快適な環境になるのですが、ここには関東で
消えてしまった虫が数は少ないながらかなり
多種生息しています。
この黄色山は東京と埼玉は絶滅しています。
チョウも平地ゼフィルスは他にアカシジミ、
ミズイロオナガがいます。伐採が進んでか
らはオオムラサキを見なくなりました。
イチモンジもアサマを含め多くいます。
生物多様性を謳うならもう伐採は部分更新
を除きすぐ止めるべきです。

ヤマトンボはエゾトンボ類のグループでやや
大型のトンボです。川の低山渓流から中流に
かけて住むコヤマトンボと溜池やワンドにい
るオオヤマトンボが普通種ですが、コヤマは
都市化された地域では減っています。
黄色山は自然度の高い場所(と言っても人間
が育んだ里山ですが)でしか生きられず希少
の部類で採集対象にもされていて、環境悪化
に加えて人間が脅威になります。
つばさ2号
2017/06/20 23:15
黄色もいいけど、ホンサナエ、いいですね。
もうずいぶん見ていません。というか、

聞けば、あのポイントはもうだめだってような
話で誰の詩だったか、「アノムラノアノバショハ
モウダメダ……」みたいなの思い出します。うろ覚え(^_^;)
toki
2017/06/26 07:47
tokiさん こんばんは
ホンサナエは私がとてもよく会う虫です。
黄色と同じ環境によくいるせいでしょうか?
黄色と関係無い時でも貴重な自県産に目の前
止まられたことがありました。ピントをしく
じりましたけど^^。確かサナエ渓谷の山中
だったと思います。
その近所のポイントが何年も前に重機でダメ
になった話は以前仲間に聞いたことがありま
す。私が見たのはその後だったはずです。

ありがとうございました。
つばさ2号
2017/06/26 23:51

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