フユシャク舞う 師走の里山散歩
皆様お早うございます。
早いもので師走も終盤、もう暮れ間近です。
会社の忘年会も終わり冬休みを待つだけですが、仕事が
急増して年始までは出荷ラッシュ、さらに月末は棚卸しも
あります。フル回転でこなさないと終わりません。
今の所残業(サービスで1時間弱はしてますが)や休日に
出る程では無いのでまだましです^^。うちの会社は休日が
やや少なく、時々土曜出勤や昨日の天皇誕生日のように
休日が稼働日になっている日があります。
(本社の主力部門:自動車部品関係は殆どの祝日が稼働日
でその分土曜日の出勤が少なく、大型連休があります。)
さて最近は近場のよく行く松山がある里山へ通いました。
まず12月最初の休日3日、行くと麓の田んぼでチョウの
お出迎え。元気に飛び回っていました。
ツマグロヒョウモン 上:オス 下:メス 2016年12月 3日 埼玉県
(この他にベニシジミやモンキチョウもいましたが、翌週寒く
なったらこれら非越冬組は姿を消していました。)
さて山へ向かって歩いて行くと養蜂をやっている林があり、
落ち葉の積もった小道があります。
踏み出すと足元から白っぽい蛾がたくさん舞い始めました。
この時期の定番、クロスジフユエダシャクのオスです。
クロスジフユエダシャク オス 2016年12月 3日 埼玉県
枯葉の色に見事な保護色で同調しています。
この蛾は首がよく回り、ちゃんとこっちを見ています。
道理で敏感なわけです!
オスの口器のストローは外見上退化しておらず、1部の種で摂食を確認
された方もおられるので、割と長生きなこの蛾ももしかしたら水分補給
程度はしている可能性があります。
山裾の田んぼへ行くとバッタが数匹生き残っていました。
オンブバッタ メス 2016年12月 3日 埼玉県
林側のシデの樹の幹に何か止まっています。
キノカワガ 2016年12月 3日 埼玉県
このように保護色+擬態が効かない樹に止まっていることも
よくあります。自分の隠蔽能力を過信してか、こんなバレバレ
を平気でやらかすのはやはり虫の知恵はこの程度なのかも
しれません^^。
翌日4日と翌週の10日、11日もここへ通ってみました。
やはり目につくのはクロスジフユエダシャクです。
しかしかなりのオスが飛んでいますが、メスはとうとう見つける
ことができませんでした。
今年は山つつじの狂い咲きが目立ちます。
風裏の暖かな斜面には越冬組が集まっていました。
キタテハ 2016年12月10日 埼玉県
ツチイナゴ メス 2016年12月10日 埼玉県
クロスジフユエダシャク オス ミニギャラリーです。
他にいた虫は
クロオビフユナミシャク オス コンクリの壁に同化
クモヘリカメムシ 越冬組 いずれも 2016年12月11日 埼玉県
緑色の越冬カメムシは冬期は赤茶色に変色することがよく
ありますが、このクモヘリカメムシの仲間は越冬中も鮮やかな
緑色を保っています。
おまけ
17日は同級会の幹事会があったので遠出できず、ごく近場へ行き
ましたが、ろくな虫がおらず野良猫を撮ってきました^^。
以前紹介した黒猫三兄弟は健在でした。
下は右目がつぶれた独眼竜猫君です。
夜の幹事会ですが、繁華街も地元も飲み屋がすべて満席!
結局焼肉チェーン店でやるはめになりました。
この不景気でもあるところにはあるものですね^^。
今回も閲覧ありがとうございました。
気持玉を下さる方々にも厚く御礼申し上げます。
では次回もお楽しみに!
この記事へのコメント
首を回すと当然触角も回るんでしょうね。
面白そうですね。見てみたいです。
キノカワガ、確かに私もドンくさいやつを見たことがあります。
どの世界にもこういうのいるんですね~。(笑)
正確に言うと首を左右に振るで、当然触角
は頭ごと動きます。触角自体を動かせる機
能は確認してません。夜行性のフユシャク
は昼寝ている時触角を体に沿って引っ込め
ていますが、この種は昼行性で寝ているの
は見た事が無く触角はいつもピンと前に伸
ばしています。
レンズを近づけ撮っていると首をこっちへ
向け、擬瞳孔がはっきりしているので、ま
るでこっちを見ているように見えます。
多分実際見ていると思いますが^^。
キノカワガはコナラの幹が一番隠蔽能力を
発揮できるようです。今まで1番のバレバレ
は黒っぽい桜の幹にいた奴らで、2回ほど
遭遇してます。
夜行性のせいもあるかもしれませんが、昼
の寝場所を決めるときそれほどこだわって
止まる訳ではないことが推測できます。
対照的なのはルーミスシジミで、ねぐらを
決める時は必ず枯れた部分のある樫の葉を
選んで止まります。
ありがとうございました。
先日見つけました。冬尺蛾にしては大柄で、
雌にしては立派な翅を持つ蛾でした。
来年は、自分らしさを取り戻したいです!
ありがとうございました。
手がすいたらこちらでも探してみたいです。
この時期は、ミカン畑の世話で中々外に出ることができません。唯一は、会社を有給・家には仕事と言って11月からにぎわっていたアオタテハモドキを高知に撮りにいったくらいです。数名自分の悪魔のささやきに犠牲になりました。今月23日まではいたようですが、年を越せるか微妙です。
メスを見つけたのはすごいですね!
この種は不完全ながら大きい翅があり、
見栄えもいいでしょうね。
しかしヒメオオさんはさすがです。いつも
よく見つけるのには感心します。
私はフィルム時代、地元公園で職員に教わり
撮ったチャバネのメスとクロバネ系のメスが
昼間幹を歩いていたのを見たくらいで、最近
狙って撮ったのは2014年のクロスジの交尾
くらいです。
夜は1回探しましたが、飛ぶオスが数匹しか
見つかりませんでした。いい場所を知らない
とダメですね。ありがとうございました。
私は働き過ぎ・・・と言っても二人チームの
責任者、部下は威張った親分肌の先輩なので
やらざるを得ない状況でした^^。それでもカ
メラを持つのは止めず、それが結局休息を取
らずに体を壊した結果につながるのですが、
仕事に精神まで食われない支えにはなったと
思っています。
気分転換にトンボに遊んでもらう程度の余裕
で来年は行きましょう!!
ありがとうございました。
アオタテハモドキ、面白そうですね。
定着の可能性もありますね。
こちらはめっきり虫が減りましたが、その
状況でツマグロヒョウモンとアカボシゴマ
ダラだけはのさばっています。郊外では
ホソミイトトンボも相当勢力拡大してます。
フユシャクも少なく、クロスジ以外は東京
の公園に負けてるのではと思います。
やはり都市化は環境悪化を免れません。最近
ではソーラー発電所の乱立が砂漠化の懸念
事項です。
ありがとうございました。