四季 生き物達の風景

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zoom RSS キラキラ甲虫 湿地の宝石と里山の宝石

<<   作成日時 : 2017/06/04 23:37   >>

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     アオマダラタマムシ メスx2      2017年5月29日 埼玉県
皆様こんばんは。
今年は5月に真夏日、猛暑日が出ましたが、今の所妥当な気温
が続いています。今日は虫の日だそうですが、恒例のトンボ
はタイミングと間が悪く、2度の撮影チャンスを潰しました。
代わりと言ってはなんですが、きれいな甲虫を2種紹介します。
うち1種はお初です^^。


さて今年も未見のをゲットすべくチャレンジしました。
去年近場で幼虫を見つけたある甲虫、その場所へ二日も通って
みましたが、食草は結構あるのに足を棒にして徘徊するも見つ
けたのはこいつ1匹のみに終わりました。
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     ハッカハムシ       2017年5月21日 栃木県
過去研究調査もされている実績のある場所ですが、大水の
影響を受けて減ったという情報があり、また名が知れていて
採集されやすい場所でもあります。幼虫がいたので滅亡は
していないと思いますが・・・・・。
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      去年10月に見つけた甲虫の幼虫
しかしこうもいないのでは話になりません。遠いですが確率の
高い場所へ行くことにしました。近くまではよく行っていますが
全く初めてのフィールドです。それでも何とかなる目算はありま
した。

さていくら田舎とはいえ所構わず車を停めることはできません。
つまり駐車場所があるフィールドがまず第1条件になります。
首尾よく駐車できる土手のある湿地を見つけました。
湿地の面積は狭く、何かあればすぐ消失する脆弱な環境です。
見当をつけて湿地へ降りてみました。食草のシロネはすぐに
見つかりました。しかしの姿はありません。
周辺を歩いてみると、釣り人が水辺にアプローチする小道を発見、
入ってみました。すると5メートルも行かないうちにシロネの先端
赤い甲虫の姿が!!
ターゲットのです! 「湿地の宝石」と呼ばれています。
上の幼虫もこのオオルリハムシ幼虫です。
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     オオルリハムシ       2017年5月27日 北関東
周りを見てみると食草1株にはぼ1匹が付いています。
確かにハムシとしてはビッグサイズで、昔大発生して耳に潜り込
むと大事になる
と大騒ぎしたコガネムシアカビロウドコガネ
思い起こすような赤茶色の外観です。
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しかし頭部、胸部と脚はきれいな金緑色をしています。
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少し離れた場所でも大型の個体を1匹見つけました。
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     オオルリハムシ       2017年5月27日 北関東
夕方に近く天候も薄曇り、かなりの強風でブレを連発したので
良く晴れた翌日も来てみました。
昨日いた釣り人道の脇にはいなくて、奥の方に数匹いたので
ヨシの茂みに踏み込んで撮りました。
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全身赤に近い大型の個体がいました。
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下は(恐らく)羽化不全の個体、後翅は退化してはいないようです
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     オオルリハムシ 羽化不全と思われる 2017年5月28日 北関東
関東の個体群はこのように赤い色をしているそうです。それに
対し東北などの個体群は名前の通り瑠璃色(青紫色)をしてい
るそうで、機会があれば見てみたいものです。

さて、この日もやや強い風が吹いていましたが、晴れて明るい分
何とかブレを少なくできました。が、交尾などは見ませんでした。


補足
このオオルリハムシ誤同定のブログが数件見られました。
いずれもヨモギハムシを見誤っています。中には赤い後翅を開
いて飛び立とうとする写真もありました。オオルリは飛びません。
場所、生態(出現時期)、大きさと体の特徴などをよく確認しない
で同定しています。一応ハンドブックは見られたようですが^^。

オオルリハムシは東日本が主で、河川湖沼沿いの湿地や山の
湿原に住み、シソ科シロネなどを食草としています。
私も時々勘違いすることがあるので気を付けようと思います。



翌月曜は通院で会社を休みました。手術から3年、異常なしです。
午後、好天なので近場の丘陵へ行きました。
1月に発生木を発見し、当たりを付けていた場所です。そしてその
ターゲットは2014年にオスしか撮れなかったアオマダラタマムシ
です。
ハイキング道を上がって伐採エリアへ入ります。ここは雑木林の
更新で伐採した場所で、生き物達の繁栄を促進できます。こんな
伐採は大歓迎です。狙い通りキイロトラカミキリウスイロトラカミ
キリ
などの小型カミキリが来ていましたが、逃げられました。
撮れたのは・・・・・。
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     ゴマフカミキリ       2017年5月29日 埼玉県
ナガタマムシもいくつかいて、大きいのは切り株専門のこいつ。
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     クロナガタマムシ ペア      2017年5月29日 埼玉県
模型の様な体つきをしています。 ナガタマムシはチビばかりで
撮りにくいですが、このくらい大きいと楽です。小さいナガタマムシ
の体長の3倍近くあります。但しちょこまか動いて気づかれると即
飛んで逃げるので、こんな交尾シーンでもないと中々撮れません。

さていよいよ発生木へ近づきました。
アオマダラタマムシが2匹います。いずれもメスでした。(トップ写真)
2ショットは三脚をきちんとセットしなかったのでブレてしまいました。
うち1匹がいなくなり、残った1匹が何カットか撮らせてくれました。
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     アオマダラタマムシ メス      2017年5月29日 埼玉県
その後飛び去ってしまいました。
オスはこの樹には来ず、別の樹に1匹いましたが、鬼ごっこの末
嫌がって飛び去りました。

しばらく時間を置いて行くとメスがまた2匹来ていました。

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     アオマダラタマムシ メス 上は産卵中 2017年5月29日 埼玉県
午後5時過ぎまで産卵していましたが飛び去りました。

メスは2014年7月の記事のオスに比べ、体の幅が広く、ふっくら
した体形になっています。大型個体も出現しますが、今回はみな
普通サイズでした。


今回も閲覧ありがとうございました。 次回もお楽しみに!

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、いつもありがとうございます(笑顔
とっても詳細な記述に、、感心至極!?、、本当に昆虫が好きなんですね、、今回も楽しませていただきました(苦笑
OTSUKYON
2017/06/05 22:28
OTSUKYONさん こんばんは
こちらこそいつもありがとうございます。

子供の頃は電子ゲームやスマホ(=ライン)
など無いですから、友達と外遊びです。
その他にはプラモや工作、将棋や板ゲーム
等で遊んでいました。
一人で遊ぶときは虫捕りですが、相棒的に
ペットにしていました。手にたけて遊ぶに
適さない蝶や幼虫は相手にならず、むしろ
芋虫や毛虫は怖いもの見たさ半分な恐怖の
対象でした^^。
クワガタやタマムシ、バッタ類は汚く無く
手触りも上品で良い遊び相手、飛ばせたり
餌を与えたりしていました。世話のいる鳥
獣や爬虫類、魚に比べ費用もかからず手頃
です^^。

今は虫は人間の居住区から締め出され、
気味悪がられたり嫌われたり。
人間の子供もそういう命には触れられず、
あるいは採集コレクションとしか認識せず
だったり、人も虫も双方とも気の毒です。
つばさ2号
2017/06/07 22:37
おはようございます。
タイトルに惹かれました!
甲虫も探すと素敵な色合いに出会えるものですね。
私はちょっと見る程度だからまだ魅力が分かっていません。
ヨモギハムシなら見ているような気がします。
アオマダラタマムシ、
深い色がいいですね。派手さが無いから余計に輝きが深く感じました。
タマムシは眼も可愛いですね。
こんな虫が安心して住める環境がずっと維持されて欲しいです。
MIYAKOUTA
URL
2017/06/15 05:12
MIYAKOUTAさん こんばんは。

甲虫はきれいなのが多いですが、魅力的な
種は山や高木など撮りにくい場所にいる事
が多い上、敏感で脚を縮めて落ちたり、逃
飛したり、撮影が困難です。
また小さいのも多く、更にせわしなく動き
回るものもいます。いいカメラもあるようで
すが、やたらと買えるものではありません。

人気のある種は環境悪化で減った所に採集が
集中するので会うのも大変。ドラゴンボール
があったら機材と資金とタイムマシンを所望
します^^。

アオマダラタマムシは色の変化があり、緑色
型がよりきれいですが、今回はいませんでし
た。見る角度により紫にも見えます。

自然に興味の無い方には豊かに見える野山も
昔に比べると虫に会う機会がほとんど無くな
っています。 ありがとうございました。
つばさ2号
2017/06/16 23:23
オオルリハムシこちらでは赤いんですね。
場所によってですか。
結構大きそうなので、見つけられるかも?
アカガネサルハムシより大きい……。
toki
2017/06/18 08:23
tokiさん こんばんは
オオルリハムシは小型でも10ミリ
(1センチ)程あります。
埼玉以西だと仙石原が有名なようです。
いまが旬だと思うので生息地へ行けば
会えると思います^^。

ネットを見ると秋田や青森のは真っ青な
ようです。
ありがとうございました。
つばさ2号
2017/06/18 19:12

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