四季 生き物達の風景

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zoom RSS 俺たち真冬族 フユシャクと探索で出会った生き物達

<<   作成日時 : 2017/01/17 21:06   >>

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     ウスモンフユシャク オス          2017年 1月15日 埼玉県
皆様こんばんは 久々の寒波襲来です。
昨日月曜の朝は車の温度計がマイナス3℃でした!
昔はこの寒さが当たり前でしたが、今は温暖化で地元で霜柱や
氷を見かけるのは稀になりました。
本当に手がかじかみ痛くなる感触は久しぶりですね!

さて1月に入って虫屋の冬の数少ないターゲット、フユシャクを求めて自県
を中心に探索しましたが、どうも不作でなかなか見つかりません。

まず1月7日、近場のサナエ渓谷へ行きました。ここは関東でも稀に見る
流水性サナエトンボの多産地で、ホンサナエヤマサナエアオサナエ
ヒメサナエオジロサナエダビドサナエコオニヤンマミヤマサナエ
オナガサナエが見られます。特にヒメサナエオジロサナエはおびただしい
数が羽化することがあります。私が過去観察した時はホンサナエを除く他
サナエもかなりの数が羽化しました。他にコヤマトンボ・オオヤマトンボ
(アサヒナ?)カワトンボミヤマカワトンボアオハダトンボホソミオツネン
トンボ
などとシオカラトンボ等の普通種が生息するトンボ天国です。


現地に着くと昨年と状況が一変していました。まず田んぼをつぶして
駐車場を拡張しています。そしてその近くには以前無かった渓流へ
降りる遊歩道が出来ています。園内へ入るとトンボなどが多くいた
草原にロープが張られ、遊歩道化していて、柵外立ち入り禁止と表示
板が付いていました。その先はまた渓流へつながっています。
これでは踏み荒らしは防げますが、川遊びする観光客が大勢渓流へ
降りてトンボの生息に悪影響が出るのは間違いありません。

わが県はこの稀に見るサナエの多産地を自然遺産と認識していない
のは明白です。近くの多産地2か所もひとつは公園化され、ひとつは
バーベキュー施設になっています。本当の自然は金にならず、偽物の
自然は金が入って来ます。しかし地球と生活環境にはどちらがいいか
そろそろ考える時期だと思いますが、ますます偽自然化が進む一方です。


話を戻しますが、樹に止まるフユシャクを探して川沿いから丘陵の山を
回りましたが発見できませんでした。唯一の収穫はこれです。
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     クサギカメムシ 集団越冬        2017年 1月 7日 埼玉県
枯れた杉の樹皮を剥がしたら、このように隠れていました。
クサギカメムシは昔山のスキー場で民宿に泊まるとよく部屋に
いました。山間地域では越冬で家に侵入する迷惑害虫という
位置づけになっています。他にスコットカメムシという種が同類
だそうです。それも悪臭をともなう毒液を分泌するためです^^。
人間には毒性は無く不快な匂いだけなのですが・・・。
カメムシ達は本来はこういう場所で越冬するのでしょう。

フユシャクがいそうな林を見つけましたが、丁度伐採作業中でした。
場所の外れで木を見ていると1羽の小鳥が寄ってきました。
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     ルリビタキ メス          2017年 1月 7日 埼玉県
伐採で虫が出てきていい思いをしたのでしょうか? 私が虫を
追い出してくれると期待したのかもしれません。
しかし仲間が出現し、縄張りを渡すまいと追い出しに行って
しまいました。もっと近くで撮りたかったのですが。
この日は結局フユシャクを発見できませんでした。

先週末の14日、隣県の良好な環境を誇る公園に行ってみました。
チョウトンボなど虫も豊富に居ます。
ですからきっとフユシャクもそこそこいると思いました。
着くなり霰が降ってきました。
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気温が0℃なので全然溶けません。

歩いていると野鳥がたくさん出てきて、しかも逃げません。
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     シロハラ           2017年 1月14日 北関東
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     エナガ           2017年 1月14日 北関東
この他シジュウカラ、ヤマガラホオジロ系のメス(アオジカシラダカ
ミヤマホオジロ?)ジョウビタキのメス、ルリビタキのオス、
コゲラなどがいましたが、皆人馴れしていました。
しかしマクロレンズで撮れる程近づいてはくれませんでした。

これだけ野鳥がいるのだからフユシャクがいない訳が無い!
探索を続けましたが、残念ながらいたのはこいつだけでした。
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     キノカワガ           2017年 1月14日 北関東
樹木の名称板を裏返すと。
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青虫の様な細長いのはクヌギカメムシ類の卵です。
これはコナラのもの、他にミズナラにもありましたが、ブナには付いて
いませんでした。 結局フユシャクはボウズでした。


しゃくにさわったので翌15日の日曜、ごく近場の公園に行きました。
ここは自宅から1時間以内ですが、過去一番フユシャクを見た場所です。
最も確率の高いトイレへ(笑)。

いぇい! 裏切りませんでした^^!! 壁に3匹止まっています。
2匹逃げられて1匹がモデルになってくれました。以下捕獲撮影
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     ウスモンフユシャク オス       2017年 1月15日 埼玉県
しかしこの真冬の寒さの中でちゃんと飛べます。自然の多様性には
恐れ入るばかりです。
翅が退化したメスはフィルムカメラ時代に何度か白昼に見た事が
ありますが、最近は全く見つけられません。何とか探して記録したい
ものです。


閲覧ありがとうございました。次回もお楽しみに!

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
キノカワガうまく木と同化してますね。
残念ながらっていうことは、わりと普通種?
フユシャクって地味で識別も難しそうですが、
こういうのは分かりそうです。
カメムシの大繁殖ってむかし民宿で遭遇しました。(^_^;)

toki
2017/01/18 07:27
私も冬尺蛾を探していますが、今季は越冬ムラツ、
ムラシと比べると苦戦中です(笑)。
ヒメオオ
URL
2017/01/21 18:51
tokiさん こんばんは

キノカワガは普通種ですが、地元近辺では
せいぜい1日に2匹いればいい方です。
環境のいい地方だと同じ所で数匹いること
もあるようです。
フユシャクも少ないですね。

カメムシは山間地では困り物みたいです。
食べ物の中に飛び込まれては捨てるしか
無くなるでしょうね^^。
ありがとうございました。
つばさ2号
2017/01/21 23:11
ヒメオオさん こんばんは
今年もよろしくお願いします。

フユシャクは中々見つかりません。
今日はシロフのオスをやっと見つけました
が、地面に降りてしまい余りいい感じでは
撮れませんでした。
帰りに地元でヒメオオさんの以前の記事の
おかげで小さなメスを見つけました。
しかしこれも暗くてピントがうまくいかず
今一となりました。
ありがとうございました。
つばさ2号
2017/01/21 23:19

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