四季 生き物達の風景

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<<   作成日時 : 2013/05/16 21:40   >>

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「春の小川はさらさら行くよ」(新歌詞:旧はさらさら流る)
私が東京から今住む町へ引っ越して来た時は、岸にスミレやレンゲは
無いものの、この唱歌の世界そのままの風景が広がっていました。
裸足で入れる小川にはメダカが泳ぎフナがいて、20センチを超える
太いドジョウが、深みから呼吸のために上がって来ました。
それが町の発展と共に田んぼは無くなり、川はドブになり、ついには
暗渠化されてしまいました。あれだけ多様な生き物がいたのに、今は
自然公園以外にはロクに虫がいないつまらない町になっています。

この日訪れた隣県には、その40年以上前の世界が残っていました。
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田植えが始まった田園、家の近所から消えたシュレーゲルアオガエルと
子供の頃「トノサマガエル」と呼んでいたトウキョウダルマガエルの混声
合唱が響いています。
さて今日の主役はキイロサナエです。行かない年もありますが、ずっと
撮り続けています。でもなんせ遠いのでビシッと決まったショットが中々
撮れません。この日も遅刻、もっとも遅く羽化する寝坊助さんを期待して
の含みを持たせてあります^^。
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案の定盛んに羽化していて、ひらひら飛び立つ個体も多くいます。
しかしそこら中で羽化しているので、いくつか選んで掛け持ちで撮影です。
サナエは羽化の進行が早いのでまごまごしていると撮りそびれます^^。
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ピーク時期を過ぎているのか、メスの比率が多いようです。
↓お約束のアップ! 今回は手持ちで撮ったので余り絞れませんでした。
他の大半のショットは三脚を使っています。
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しかしこの小川の水のきれいなこと!水源は確認してませんが、透明度が
高く、ドブ臭が山に近いキイロヤマトンボの川よりはるかに薄くてほとんど
臭いません。起伏の浅い丘陵地とは思えない良い環境です。
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キイロサナエ達の羽化は順調ばかりとは限りません。
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厳しい現実があります。
遅く行ったので定位から撮れるはずが無いと思っていましたが、大きな
間違いでした、昼近くから羽化を始める個体も多く、不覚をとりました。
ピークに近い時期で、気象条件も良かったのでしょう。当たり日でした。
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辛うじて直立に間に合いました。 左隣にもう1匹います。
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オス メスの並びでした。手前側がオスです。
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視点を変えたアップです。もっといろいろ試す必要がありますね^^。
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飛び去る姿を撮りたいと思いましたが・・・。
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ピントが合いません(汗)。
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ひらひらが追えず、すぐ遥か彼方! まだまだ練習不足でした(苦笑)。
もう羽化する個体がいなくなった頃、取り残されていた羽化不全の1匹。
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人間なら障害者でも生きていけるのでしょうが・・・。
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しかし、首都圏でこんな場所が残っているのは奇跡的です。ただ周囲は
開発がじわじわと迫っています。
私はこんな場所こそ世界遺産だと思っています^^。

その後周辺を探索しました。樹上には羽化後日が経ったキイロサナエ
が虫を追って飛ぶ姿もちらっと見えました。
ザ・ハエトリ!! ハエを捕ったハエトリグモです。どや顔^^?。
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同定はらーしょんさんにお願いします^^。
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またまたお会いしました^^。アヤモクメキリガ幼虫。
他の場所でも田んぼで水死していて、地元の公園でも同定に持ち
込まれたのを見たことがあるので、かなりポピュラーな蛾のようです。
私の苦手な毒毛虫タケカレハに全く会わないのが、かえって不気味です。
最強の毒毛虫:ドクガ幼虫はしっかりいました^^。
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ダイミョウセセリ
少し離れた場所へ行くと、クロオオアリがウェディング真っ盛りでした。
巣穴が10か所近くかたまっていて、相当数のメス(新女王)とオスが
飛び立って行きました。私はと言えばストロボを車へ置いて来ていて、
内蔵ストロボでブレを確認せず撮り、この好機をブレの山にしました(涙)。
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クロオオアリ 大きい羽アリがメス、小さい方がオスです。
ジガバチの交尾行動
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森にはサシバがいました。
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この辺はオオクワガタの生息地らしいですが、マニアが草の根分けても
求めるので減り、素人が見つけられるレベルではないようです。
ちょっと林道へ入るとクロコノマチョウが1匹。
すばしこく逃げ回るこやつを内蔵ストロボで何とか1枚^^。
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おまけ^^ 山本寛斎氏デザインの京成特急電車です。
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では次回をお楽しみに!

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VISVIM サンダル
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VISVIM サンダル
2013/07/09 17:51

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
我が県で比較的近所のキイロサナエ発生地は、駐車場の拡張なのか工事していて駄目になるかも知れません。
ってつばさ2号さんもとうにご存知ですよね?
もう遠征しないと厳しいのかな?
と思うと寂しい物です。
お!ハエトリきましたね。
デーニッツハエトリ♀で宜しいかと思います。

らーしょん
2013/05/19 18:33
キイロサナエ良いですね。
今週は22日に休みが取れたので、西へヒメサナエ・キイロサナエ狙いで行こうと思っていたのですが、ヒメの羽化が終盤ということで、GWのリベンジでミカド狙いで南に下がります。
こちらの市内のキイロサナエは、絶滅したと3月にでた市のレッドデータブックに出ていました。
元々、河川自体も目ぼしいところがなく、アオサナエはもちろんの事、オナガサナエもいない地域です。

工事の影響は気になるところところですね。
日本のトンボのオオキトンボの撮影場所は、5期目の工事で2/3がコンクリートブロックで覆われ今年は見られるか心配です。今の地域に養子に入ってから、コンクリートブロックで覆われた池が10数箇所、オオキを取り巻く環境も厳しくなって来ました。
kazupapa
2013/05/19 21:18
らーしょんさんありがとうございます^^。
有名なデーニッツでしたか。最近はクモや
小虫が面倒になってきて、これは老化です
ヤバいですね!^^。

キイロサナエ生息地の件、初耳で申し訳
ありません。自県に見切りをつけている
とはいえ、絶望が増えるのは勘弁です。
キイロはどこにでもいる種ではないので
貴重さを理解してほしいですね。
今日サナエの有名産地へ行きましたが、
ゴミのポイ捨てと手や三脚にからみつく
アオミドロに閉口でした。
つばさ2号
2013/05/19 22:37
kazupapaさん ありがとうございます。

ねぎトロさんが書いてましたが、レッド
ブックで指定するのは何の為なのか?
という問題がありますね。天然記念物に
指定されて、地元に保護団体が無ければ
結局うやむやのうちにいなくなります。
天然記念物になるのは余程の場合ですの
で、普通種以外は開発や採集が困難な種、
例えば経済価値の無い原生林や急峻な山岳
が生息地等、でないと生き残りは難しいの
が現状です。

オオキは十分天然記念物の資格があると
思いますが。わが地元でもマルタン・ネアカ
の生息地を城跡史跡公園として観光資源に
することが決まりました。棲息好適地が複数
は無いので消滅の可能性が高いでしょう。
つばさ2号
2013/05/19 23:05

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